おすすめ(された)本

今週のお題「おすすめの本」
本は好きで物心ついた頃から常に何か読んでいる生活だが、
自分に響く本と出会っても
ひとにすすめたことはほとんどない。
基本的に本とは
「お互いが直接惹かれあって出会うべくして出会うもの」
だと思っているからだ。
恋愛と似ている。
「出会うべくして出会う」段階に仲人が必要な場合もあるが
すすめられて(仲人がいて)手に取った本とは
上手くいく確率はそう高くない。
それを読んでいる最中も、読み終わったあとも
仲人がくれた前振り・感想などがちらついて良好な関係を築きにくい。
やはり一対一でまっさらなところからはじめて
心ゆくまでお互い(?)を味わいたいものだ。

と、いうことで
ここでは
今までの経験上希少な
「すすめられてハマッた本」を紹介したい。

青山圭秀『理性のゆらぎ』三五館(1993)
・理学博士の著者が人間の霊性・精神性を探求することになったいきさつをつづる。
 インドの霊的指導者「サイババ」を日本に知らしめるきっかけとなった本。
 この後も数冊の本を著しており、どれも興味深い内容。