ここにも地震の爪あとが

会津藩初代藩主の墓にいってきました。
今回の地震でだいぶ被害をうけたときいていましたから。
なかなか復旧に手が廻らないそうで
墳墓の前のおおきな石灯籠が
まるでだるま落しのゲームの途中みたいに
くずれたり
くずれかかったり

幕府が武断政治から文治政治へと舵をきった時代
舵取り役のひとりとして活躍され
領内の整備・施策も尽力された方
そうそう
高齢者へ養老金を与えたのは
この方が日本ではじめてじゃなかったかしら

今年生誕400年を迎えた保科正之公は
八角形の鎮め石の下から
現在のこの国をみて
どのように感じられているだろう。

ものがたり

思い立って書棚の奥から昔の小説を取り出した。
片岡義男『彼のオートバイ、彼女の島』
読んだのは十代の半ば頃だったと思う。
オートバイと南の島、都会での一人暮らし、そして恋人。
青春の入り口にたったばかりの田舎の少女には
まぶしすぎる“夏”の物語だった。
ページをめくると、ずいぶん大人にみえていた主人公たちが
今ではずっと年下の若者として
同じストーリーのなかに、いた。
ドキドキしながらページを繰ったあの頃少女は
すでに人生の秋を迎えようとしているのに。

今日は久々に予定のない日曜日。
もう一度、あの“夏”を体験してみようか。

憧れのペット

今週のお題「ペット大好き!」
・・って、お題に宣言されても ねー;;

小学校3、4年生の頃、セントバーナード犬が欲しかった。
お気に入りの百科辞典の犬のページを
何度も何度もめくってながめていた。
あの大きくて優しそうな顔立ちの犬と
毎日一緒に過ごせたらどんなに楽しいだろう。
いつもそういって大人たちを説得するのだけど
答えはきまって
「うちにはお稲荷さんがいらっしゃるからダメ!」
大人がいうにはお稲荷さんの狐は犬と仲が悪いらしいのだ。
納得できなかった。
だって
百科辞典には「キツネは犬科」ってでてたもの。
同じ科なら仲が悪いはずないじゃない。
何度も開きすぎて切れかかった辞典を持っていって説明しても
「普通の狐とお稲荷さんは違う」
の一点張りだった。
どうやら昔からの言い伝えらしく
うちでは代々一度も犬を飼ったことがないらしい。
それにしても
なんで仲が悪いのか
理由を知りたいもんだ。

なんか
ペットの話からずいぶんそれてしまった;;

つまり
子供のころ、セントバーナード犬を飼いたかったけれど飼えなかった。
よって、いまだ憧れの存在だよー
と、いいたかったのでした。
ちなみに
今になってみると、大人たちがかの犬を飼えないと言った理由は
屋敷神よか購入費と飼育代にあったのだと思ふ。
うん。

ゲーム

すすめられて
ネット上の仮想空間で遊ぶゲームをやってみた。
自分そっくりのキャラクターをつくって遊ばせる有名なアレだ。
始めはおもしろかったが、途中から怖くなってしまった。
なんというか・・相手の素顔や素性を知らないので
話を掘り下げるタイミングをみつけることができないのだ。
仲良くなったとおもったら「トモダチ」をはずされたり
突然どぎつい言葉をなげかけられたり。
希薄な関係だからこそできる怖い言動。
どうもなじめなかった。

こんなこと思うのは
やっぱりアナログな人間だからなのだろうな。

今年のうちに・・

今週のお題「今年のうちにやっておきたいこと」
最近、下の前歯がしみるのだ。
とくに虫歯というわけでもなさそうだけど
知覚過敏、というやつかな。
少しずつひどくなってるので
一度、歯医者さんにみてもらおうと・・思って・・思って・・

・・怖い;;
けど
ひどくなると
もっと怖いのは
けっして短くはない今までの人生の中で経験済みだ・・
怖い
でも
いかなきゃ。
期限をあたえれば覚悟もつくかな。
そう、今年のうちには。